キリスト教の精神を教育に取り入れる関東学院高校

キリスト教の精神を教育に取り入れる関東学院高校

関東学院高校は中高一貫教育の学校で、正式名称は「関東学院中学校高等学校」であり、横浜市南区(京浜急行沿い)に所在する。
幼稚園から大学までそろっている学校法人関東学院の中等教育の学校だ。
関東学院の源流は横浜バプテスト神学校というキリスト教の学校であるため、今でも同校ではキリスト教の教えを教育の基本としている。
とはいえ、同高校の卒業後は同法人の大学に進学する学生は少なく、他の大学や専門学校に進学している卒業生が多いことからみても、普通の高等学校だ。
同校ではどのような宗教的な行事や習慣を、課内あるいは課外活動に組み込んでいるのかを調べたので、ここでまとめてみる。
調べていくうちに、同校に入学したからには、それなりにキリスト教に理解が必要だろう。
宗教的な行事が「学習に対して時間の無駄」などと考える生徒(やその家族)だと、同校あるいは他のキリスト教の教えを重要視する学校には合わないだろ。
宗教に寛容で、クリスマスやハロウィーンやバレンタインデーなど外来のイベントを容認できる、楽しめるならば関東学院高校に入学しても大丈夫だろう。

関東学院高校では礼拝が学校生活に組み込まれている

バプテスト神学校を起源にもつ関東学院高校における、宗教に関わる日常行事などについて調べたことについてまとめている。
同校の教訓は「人になれ、奉仕せよ(Be a man, serve the world)」であり、礼拝や聖書学習を重んじている。
まず、礼拝については、週に2回だけであるようだが、一日の初めに学年ごとに礼拝を行うそうだ。
そこでは、生徒と教師共に「学習できること・人として成長できる」こと、そしてその環境があることを感謝し、神に祈りを捧げる、とのこと。
また、キリスト教が大切にしている行事、例えば、春のイースターや冬のクリスマスなど特別行事を含めて月に1回は、高校全体での合同礼拝を行っている。
そこでは、牧師や宣教師などの説教者を招いて、話を聴くことになっているそうだ。
このような機会によって、生徒がキリスト教教会とつながることの願い、神への祈り、あるいは教会の支えを受けることの恩恵を持つことを体験的に学んでいくことを望んでいるようだ。
このように、関東学院高校では、実践的なキリスト教教育を日々の礼拝や合同礼拝などで行っていることがわかる。

カリキュラムに組み込まれた関東学院高校でのキリスト教教育

関東学院高校でのキリスト教教育について調べてみた。
最後に、授業に含まれていることについてまとめる。
キリスト教の教義については、聖書を用いた授業内で教育しているそうです。
カリキュラムを参考にすると、中学高校の全学年で、「聖書」の授業がある。
その時間数は、英語の時間数が週5?7時間(高校2年から進路コースによって時間数が変わる)に対して、聖書は週1時間だけですが、一般の高校で道徳の時間を取らないことを考えると、この時間はキリスト教の教えを通して、人生の苦楽について、特に困難に遭遇したときの取り組みについて聖書が示す「知恵」を学ぶ機会があることは、生徒の人としての成長に役立つことだろう。
また、毎年6月上旬に、学年ごとに異なる校外教育活動もあるそうだ。
高校1年と3年は「修養会プログラム」という聖書の勉強会のようなものが行われ、2年は国内外の都市(沖縄、ソウル、北京、台湾)で研修を行う機会があるそうだ。

海外研修は直接的な宗教教育ではないようだが、日本史・アジア史を見直し、現地の人との交流を通して人の大切さなども学んでいるようだ。
調べてみると、クリスチャンでなくても関東学院高校で学ぶメリットはあるような気になってきた。